平成24年10月6日
松尾鉱山跡地森の再生活動 平成24年10月記録
松尾鉱山跡地にもりをそだてる会事務局
(社)東北地域環境計画研究会 佐賀耕太郎
1 活動日時
平成24年10月6日(土)10:00~12:30 天候:くもり
2 作業計画
B堆積場の平成18、19年度植栽地とその周辺の補植、サクラ類植栽、チシマザサ刈払い等
3 作業状況
(1) 事務局は準備のため巣子の東北環境研事務所に8時までに集まり、苗木、使用機材等をそれぞれの車に手分けして積込む。現地には9時頃到着。アスピーテラインからの入口と現地に幟旗を設置。
(2) 東環研由井会長から挨拶を頂戴し、作業開始。参加者15名を2~3名のグループに分け、まず作業路に沿ってサクラ並木を作るため5~6m間隔でサクラとミズナラをセットで植栽。
但し、刈払い機担当のM上氏には昨年の実績を買ってチシマザサ生育地の刈払いを、K藤氏には植栽列の先行刈払いを依頼。植栽箇所はいずれも礫が多く、唐鍬による植え穴堀は重労働。ツルハシも活用。結果として腐葉土は0.5袋/箇所の予定が倍量を消費。
なおT樫氏のグループ3名は都合により早退。
(3) 刈払い作業を終えた熟練の二人は、休む間もなく植栽作業等に移行。口よりも手が動く姿勢に頭が下がる。植栽作業を追いかけるように、由井会長とK藤氏がカモシカやノウサギの食害を防ぐため、ヤシマレント(忌避剤)を全苗木に塗付。
紅一点参加のO沢女史にはスポーツウーマンの体力を発揮していただいた。同僚のY谷氏とのコンビネーションよろしく、他グループの倍くらいの本数を植栽。大いに感謝。
(4) 12時頃には所定の植栽作業を終え、全員で昨年播種した(埋めた)ドングリ(ミズナラの種子)の発芽、生育状況を観察した。周辺にノウサギの痕跡(食痕、糞)を多数認めたが、稚樹の無事成長を祈るのみである。記念撮影して解散。この日は「八幡平山賊まつり」の日。
4 参加者
5グループ15名(表のとおり)
グループ名 | 人数 | グループ名 | 人数 |
松尾採鉱会 | 3 | 一休さん | 3 |
昭和土木設計 | 1 | 東北環境研 | 5 |
盛岡水源林整備事務所 | 3 | 計 | 15 |
5 特記事項(備忘録)
(1) 植栽した苗木の種類と本数 サクラ類(ミズザクラ)36本、ミズナラ39本
(2) 使用した腐葉土 14㍑入40袋(事前に現場搬入し、ブルーシートで被覆しておいた。)
(3) 使用機材 刈払い機2台、唐鍬10丁(県民の森から借用)、ツルハシ、スコップ、鎌、
鋸、鉈、測量ポール、幟旗及び棹、目印用竹竿と竹ピン、黄色テープ 等
(4) 作業状況等の写真は次のとおり。